弟子入り710日目
前回の続きです。
「話し合ってもだめだからジャンケンして!」と。。
僕は彼らから一番学んだことはここ。
じゃんけんは「最初はグー。ジャンケンポン!」で揃えて出すのが基本的なルールなんだが、
4歳になったばかりの子だと、ちゃんとタイミングよく合わせることができない。
少しタイミングがずれた形になってしまう(若干、後出しみたいになる)
たまたまあいこになったら、もっとタイミングがずれてしまう。
今回は1回目はAくんが勝った。
ただ、後出ししたみたいなで、少し納得がいっていなく少し怒り出すBくん。
状況からみても明らかに後出しだったのだが、Aくんは勝ったこと認識して喜び始める。
勝って喜ぶAくん。勝負に不満があるBくん。
僕はこの状況をみて、どのように両者納得させてばよいか考えていたんだが、
そこで小学3年生のCくんが状況をまとめて、話し出す。
「ジャンケンを3回勝負にしよう!」と。
僕は、ここではっ!!大きく驚いた。
うまく文書にしてかけないのだが、
ここで2点なるほど!と思った。
1つ目、1回戦目の勝負をなかったことにするのではなく、勝負を伸ばすことで納得感を与えること。
回数を重ねることでお互いのリズムがあってきて、不公正がなくっていく。
2つ目は、ジャンケンという遊びをさせることでさらに楽しむコンテツをつくったこと。
1回戦を行ったとき、2人ともジャンケンだすときはしゃぎながら、やっていた。
ここでより関係性が構築される(Aくん、Bくん今日が初めましてだった。)
社会でもファシリテーションなど、中立を保つ際はいかにその人の意見を否定せず
尊重して、場を良くしていくかが鍵となっていくと思う。
まさに、この「ジャンケンを3回勝負にする」というお互いに納得を与えて行くことが鍵が大事だと思った。
いやー。。まじで勉強になった。。。